蟲の社◆幸田農場
蟲と人が住む村がある。
そこでは蟲と人が共存し、蟲には異能の力があると信じられ崇められていた。
しかし、人によって餌を与えられ守られた蟲は徐々に肥大化し、雌は外敵からの生命の危機を感じなくなった事から
子孫を残す本能が薄れ、生殖能力を失っていった。
そして現在では、もはや村の社の地下に収まる程度の蟲しか存在しておらず
遂には人の蟲に対する信仰も失い始め、蟲の存在と信仰が消える事を危惧した村長は
考えぬいた末に、人を母体として蟲を繁殖させる事を思いついたのであった。
登場する蟲と内容
(*実在する虫と比べてオリジナル要素が多い場合がありますのでご注意ください)
(*妊娠、出産の描写は軽いものとなっています)
・蜂
・蜘蛛
・蛭
・ハリガネムシ
・イモムシ
・蟻
・出産
・幼蟲
サイズ:横1600 縦1200
ページ数49枚(表紙と文章のみのページを除くと47枚)
+上記の文字無し版を付属
現代社会の問題に鋭いメス
最近では蟲信仰が薄れている事が問題となっていますね。
性質上、マスメディアでは報じられない問題ですが、
皆、信仰を取り戻そうと心を痛めています。
今回の試みは大変意欲的で、今後の蟲信仰のありかたに、
大きな可能性を示してくれたと思います。
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